綾部にある“神秘の森”『ミツマタとシャガ群生地』。
2015年に発見されたばかりだという、北近畿の新しい観光スポットです。
早春(3月下旬~)より黄色の可憐な花「ミツマタ」が咲き始め、ミツマタの見頃が終わると入れ替わりで純白の花『シャガ』が咲き始めます。
この記事では例年GW頃に見頃を迎える『シャガ群生地』についてご紹介します。
気候が良い季節で歩きやすい道なので、純白の絶景を見ながら気持ちよく散歩できるスポットです♩
例年の見頃は4月下旬~5月中旬。
2024年の開花状況は綾部市観光ガイド・Facebookをご覧ください。
【過去の状況】
2019年5月6日:開花が遅れていて6~7分咲きでした。
2022年5月22日:大雪の影響で開花が遅れ、ちょうど見頃でした。
目次
水源の里・老富にある『ミツマタとシャガ群生地』について
住所は京都府綾部ですが、すぐ横は福井県。
京都と福井の県境近くの森の中に『ミツマタとシャガ群生地』はあります。
(福知山駅からは車で1時間程)
冬に葉を落とす落葉性の低木で、枝が三つに分かれるところから「ミツマタ」と呼ばれています。
早春に小さな花を半球状にまとまって咲かせて芳香を放ちます。
樹皮は和紙の原料として利用され、ミツマタを原料とした和紙は光沢があり丈夫でしなやかなで破れにくいという特徴があります。
冬でも葉の枯れない常緑性の多年草で、光沢のある細長い葉を斜め上に向かって伸ばします。花は淡い紫色で、雰囲気としてはアヤメの色を薄くしたように見えます。
花は短命で一日でしぼんでしまいますが、次々と新しい花を咲かせます。
綾部市では過疎・高齢化が著しい集落を「水源の里」と名付けて集落再生に取り組んでおり、その内の1つ「水源の里・老富」にある森の中一面に、ミツマタとシャガが咲き誇ります。
見頃の時期には臨時駐車場が設置されます。(無料)
(入口近くと、府道1号線沿いの京都と福井の県境あたり)
キラキラ咲き誇る純白の絶景『シャガ群生地』のご紹介
運営協力金として1人200円を支払います。
森の入口からシャガがお出迎えしてくれます。
ミツマタの時期はまだ寒く冬の雰囲気が残る森でしたが、シャガの咲く季節は新緑が綺麗で気持ちよくハイキングできます。
ミツマタが群生している場所は森の奥まで行かないと見られませんが、シャガの群生地は森を歩いていくとすぐに現れます。
辺り一面シャガ!
白い花が木漏れ日でキラキラ光って綺麗です。
2019年は開花が遅く、この日は5月上旬でしたがまだ6~7分咲きでした。
それでもたくさんの花が咲いていて、木漏れ日の中散策するのが心地良かったです。
ミツマタは森の奥の細い山道を登って行く必要がありましたが、シャガは上記のような広めの平坦な道を歩いて鑑賞を楽しむことができるので、山に慣れていない人にもおすすめ♪
シャガは遠目からは白に見えますが、実際は薄紫。
ユリやアヤメに似た上品な花でした。
注意点
歩きやすい靴であればOK
パンフレットには「登山靴がおすすめ」と書かれており、ミツマタ群生地に行くには確かに登山靴が良いと思いましたが、シャガは平坦な砂利道を歩いて行くので、歩きやすい靴であれば大丈夫かなと思います。
クマ出没情報あり
早朝や深夜のクマ出没情報があるそうです。
鈴などを携帯し、音で人の存在を示すことが大事です。
子連れ・赤ちゃん連れメモ
広く平坦な道が続くので、1歳の娘でもヨチヨチ散歩することができました。
ベビーカーでも行けなくはなさそうです。
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『シャガ群生地』の概要・アクセス・駐車場
内容は変更になる場合があります。
公式HP・SNS・電話などで最新情報をご確認ください。
名称 | 【水源の里・老富】シャガ群生地 |
住所 | 京都府綾部市老富町在中48【MAP】 |
問い合わせ先 | 0773-54-0095(上林いきいきセンター) |
見頃 | 【例年の見頃】4月下旬~5月中旬 現在の開花情報は綾部市観光ガイド・Facebookをご確認ください。 |
料金 | 運営協力金 1人200円 |
アクセス | 国道27号「山家」交差点から府道1号に入り、福井県境まで直進 |
駐車場 | 有(無料) |
関連サイト | 綾部市観光ガイド / Facebook |
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