桜の名所が多い舞鶴市の中でも一番有名なスポット『吉田のしだれ桜』。
舞鶴市指定文化財にもなっていて、長年多くの人を魅了し続けています。
その圧巻の光景は一見の価値あり!
そんな『吉田のしだれ桜』についてご紹介します。
目次
『吉田のしだれ桜』のある瑠璃寺について
『吉田のしだれ桜』は舞鶴市吉田の「金剛山 瑠璃寺」というお寺の境内にあります。
最寄りのJR「西舞鶴駅」からタクシーで15分・車の場合は「西舞鶴I.C」から20分程です。
(福知山駅からは1時間弱)
上記が瑠璃寺。
住宅街の中にひっそりとある家のような小さいお寺ですが、桜の時期は観光名所になっていて、近くに大きな駐車場が完備されています。
駐車場からお寺までは、歩いて1~2分程。
のどかな雰囲気の住宅街を歩いていくと、立派なしだれ桜が現れます。
舞鶴市指定文化財『吉田のしだれ桜』
古木と若木の2本からなる迫力満点のしだれ桜
こちらが「古木と若木が織りなす開花期の景観のすばらしさ」により舞鶴市指定文化財となっている『吉田のしだれ桜』。
お寺は石垣の上にあるんですが、お寺も石垣も圧倒的な量と長さの桜で隠れています。
地面に付く桜もある程長く枝垂れている姿は圧巻の光景です。
大きく枝を広げ、樹枝いっぱいに花を咲かせる姿は多くの人を魅了し、長年この地で愛され続けています。
このしだれ桜は、樹齢300年ともいわれる古木と樹齢100年以上の若木の2本からなっていて、手前が古木で奥が若木。
古木の幹に歴史を感じますね。
二代目の若木は大正初期に初代の衰えを恐れて移植されたそうで、今は二代目が現役で頑張っています!
脈々と受け継がれる“吉田の宝”
そしてこの2本の桜の横には…
一番若い三代目がいました!
いずれはこの三代目が『吉田のしだれ桜』を継承していくようです。
石碑には平成13年3月と書かれていて、植えてからもう18年は経っているようですが、量・長さ共に先輩方にはまだまだ及びませんねー。
立派なしだれ桜を育てるには長い長い年月がかかるようです。
頑張れ三代目!
今1歳の娘が大人になった頃、立派に育っているかな?
三代目の成長を見るのも楽しみです。
ライトアップ・イベント情報
見頃の時期には毎日ライトアップされ、夜のお花見も楽しめます。(21:00まで)
また、例年4月上旬の土曜日の夜には、キャンドルイルミネーションが行われます。
(2019年は3月30日(土)18:00~)
約700個のキャンドルが点火され、地元屋台も出るそうです。
イベントの最新情報はまいづる観光ネットをご確認ください。
いくつかベンチがあり座って桜を鑑賞することができますが、小さなお寺で人がひっきりなしに来るので、ゆっくりお弁当を食べながらお花見をするという雰囲気ではないなと感じました。
子連れ・赤ちゃん連れメモ
お寺の前から上記の桜を見るだけならベビーカーでも可能です。
お寺の中に行くには左にある階段を上る必要があります。
『吉田のしだれ桜』の概要・アクセス・駐車場
名称 | 吉田のしだれ桜 |
住所 | 金剛山 瑠璃寺 京都府舞鶴市吉田170【MAP】 |
問い合わせ先 | 0773-75-8600(まいづる観光ステーション) |
見頃 | 【例年の見頃】4月上旬 2019年の開花情報はこちら |
料金 | 瑠璃寺の拝観料:無料 駐車場:乗用車300円/大型バス2,000円(環境保全協力金) |
アクセス | JR「西舞鶴駅」より車で15分 舞鶴若狭道「舞鶴西I.C」より車で20分 |
駐車場 | 有(約30台/300円)【写真参照】 |
関連サイト | まいづる観光ネット【開花・イベント情報】 / 日本気象協会【開花情報】 |
まとめ
圧倒的な量・長さを誇り、長年愛され続けている『吉田のしだれ桜』。
多くの人が訪れるのも納得の立派な桜でした。
三代目も育っていてまた何年後かには違った景色を見られそうで、今後も楽しみです!
チューリップは自由に抜いて1本200円を箱に入れるシステム。平和だなぁw